6次産業化実践セミナーに参加してきました。
こんばんは、けい子ばあちゃんです。
我が家のいちご園の広報・企画担当者が、「とちぎ6次産業化実践セミナー」に参加してきました。
室野井いちご農園ではこれまでもB級品や、選別の段階ではじかれて商品として売ることができない苺を、なんとか付加価値をつけて売れないか?と思ってはいたものの、なかなか最初の一歩を踏み出せずにいました。
そんなところに農園長である息子が、こちらのセミナーをHPで見つけてきたので、企画・広報担当である娘に出席してもらいました。
夕食時は娘がセミナーで頂いてきた様々な資料を読みながら、家族全員でシェア会をしました。(今夜は奮発してお刺身にしました。。。)
シェア会では、栃木県内の6次産業化エクゼプティブプランナーで、ファーマーズ・フォレストグループCEO代表取締役である松本 謙先生から「これからの6次産業化に必要な経営戦略の視点」の講義の内容を。
そして、6次産業化の成功事例として、栃木市藤岡町新波地区で代々米農家を営んでいて、日本酒「新波」の商品開発にをしている田中潔先生の体験談を、それぞれ娘に詳しく教えてもらいました。
時代の流れを読めば、直売所や農協なども合併に次ぐ合併で、大きなところだけが生き残っている。消費者の価値観が変わってきていて、これまでの売り方をしていては生き残れない。
これからは、いちごや米といった農作物を、ただ生産しているだけではやっていけない。
本日の「とちぎ6次産業化実践セミナー」の内容を踏まえて、やっぱり6次産業化を目指して、事業展開すべきだと思いましたが。。。それと同時に6次産業化も必ずうまくいくとは限らず、現に失敗事例もたくさんあり、そのパターンも把握されている。。。
リスクを考えて「やれること」と「今やるべきこと」を見極めながら進めていくしかないようです。
本日の「とちぎ6次産業化実践セミナー」には、少し難しい内容もありましたが、とにかく6次産業化の現状が少しだけ理解できたこと。。。なにより、夕食時に家族で話し合い、6次産業化に向けて、最初の一歩を踏み出せたことは大きな収穫でした。
ウチは小さな家族経営の農家ですがこれから先、スモールビジネスとして成功するよう、じいちゃんと一緒に見守っていきたいと思います。
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